【Oct_15】「みんな同じ」を強要する社会


青年団『ソウル市民』『ソウル市民1919』東京公演
作・演出:平田オリザ

初日2日と連続観劇。
「日韓併合」前後における日本人と朝鮮人の温度差を、
会話劇で見せた【現代口語演劇】はじまりの作品。

1909→1919への移行で浮き彫りになるのは、
日本人のどこまでも無神経で厚顔無恥な、あからさまな朝鮮蔑視。

言葉を知ろうとしない、文化を知ろうとしない、人となりを知ろうとしないで、
内鮮一体だぁ我々は同志だぁなどと寄り添い、大東亜共栄圏で共に栄えようとする向きは、

「障がいは言い訳に過ぎない」をポスターに掲げる今の日本と変わらない。
結局、この国はどこまでも【強者崇拝】に冒されていて、消費者マインド云々以前に、
「みんな同じ」を強要する想像力欠如が大手を振る社会体制なのだわ。

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