【Oct_11】はじめての絵の授業by鈴木瑞穂


自由の森学園30周年フェスティバル

中一のはじめての絵の授業 by 鈴木瑞穂先生

花や草を土手から採ってきて、シルエットや塗り残しで絵空く。
周りの空間の部分から、中心の花や草をイメージして描かなければならない。
いままでは構造的に茎や枝から描いていたから、このように逆の方法で描くと、
非常に注意を喚起するのだ。もちろん水彩絵の具で描く。

翌週から固有色、青はプルシャンブルーとウルトラマリンを選んだ。
緑はビリジャン。描いてみたらどんな感じの世界が顕現するのか、木や風か。
赤のチューブはカーマイン。火や土を想像するか。

これらの色を使って、色々な技術的な変化を多様に試用する。
まずは「ぼかし」「にじみ」「重なり」「ぬり残し」を丁寧に体験する。
各々に時間をかけ、水彩絵具の乾燥の度合いや光、明暗の調子、
白や黒の混色の影響などを試しながら描くのである。

仕上げは、ジョージア・オキーフの「平原の日の出」「日没」「星々」を模写する。
各々に「ぼかし」「にじみ」があり、「ぬり残し」がある。

中一からこのハイレベルな美術の授業。
観察力、目線の転換、手作業としての「描き方」を学んでいる。

これだけのアート体験があるからこそ、ジモリのクリエイション力が突出するのだと、思う。