えぐさゆうこさんのLIVEを観た。
屋久島に古くから伝わる古謡を発掘(文字通り発掘するような作業)して、
その土地にあって忘れられつつある_島人の暮らし・営み・想い・祈りを
定着させようと、地道に活動をつづけていらっしゃる。
その古謡も、決して古臭いものではなく、
今回のライブのようにピアノとパーカッションのアレンジで
見事な躍動感とパッションを込め、謡そのものに息を吹き込んでいた。
誠に心奮える体験だった。
特にユタ(霊媒師)のことを謡った楽曲は、
地面を揺り動かすような土着的なグルーヴ感に溢れ、
ピアノの蹴立てるようなフレーズと、追い込むようなパーカッションの連打で、
聴いてるこちら側が憑依しそうな、そんな言いしれぬパワーにのけぞりっぱなし。
扱いを間違えると怪我をしそうな、
その謡の持つ地力に驚嘆した次第。
このような「ナマモノ」こそが
日本人の文化・生活を支えてきたのであり、
いまここに立ち返らずして、どうするのか…と
非常に激しい感慨をおぼえた。
