【mar_04】人丸


粟谷尚生さんの「人丸」。

日向に流された父の行方を案じ、
鎌倉から訪れた娘、人丸。

当時の鎌倉ー宮崎間は、
死を決する旅路であったに違いない。

乞食同然となった盲目の父、景清に
なんとか再会は果たすが、回向を頼まれ別離。

もう一生、会うことはできない…という「今生の別れ」。
現代では考えもつかぬシチュエーションに、
ただただ想像を膨らますのみ。