【dec_15】朝弘佳央理


01/15高円寺ラダンスコントラステ(対比する舞踊)でおこなわれた
朝弘佳央理さん振付・出演の舞台を撮影。

クラシックとコンテンポラリーの対比から
新しいダンスの融合を模索する…という姿勢を冠にした
このスタジオ。

門外漢のボクに言わせてもらえば
二元論に閉じている段階で
新しいモノは生まれない…と思う。

予想通り朝弘さん振付の「beads」以外は
様式美に偏り過ぎていて、クラシックという鏡を捨て切れていない。

「transform」の感情の起伏を激しく表現する逸脱の仕方も
定型へのアンチテーゼを試みているようで、引っかかった。

その中で朝弘さんのアプローチは、
「視える視えない」ことに意識的な写真家らしい演出と
「暗闇」の舞台で視られることから自由になった踊り手の、
逆に視られることを意識した内奥から迸る動きの連鎖が、
視えない不自由を与えられた観客にイメージを喚起させ、
大きな物語を彷彿とさせる舞台となった。

制約の多い状況下で
カメラマンの「欲望」は先鋭化され
血液が沸騰するような思いでシャッターを切った。

非常に見応えのある舞台だった。

on Flickr_beads