
今回、3時間にも及んだこのパレードに
ボクは単身で乗り込んだのだけど、
明治公園に集った人たちは
その主張も出で立ちも燻し銀の様相で
ボクみたいな若輩では太刀打ちできるような
雰囲気ではなかった。
そんな団体の中で
ひとつだけすんなりと入ってくる人たちがいた。
日本山妙法寺のお坊さんたち。
なんと佐渡島からの参加だそうだ。
「南無妙法蓮華経」を唱え、世界平和を訴え歩いている。
一定のリズムで繰り返される唱和。
明治公園から國學院高校、青山ベルコモンズを抜け、
表参道から明治通りを曲がり、TEPCO電気館の前を通って、
代々木公園まで。
空模様は晴れ曇りを繰り返し、
時折強烈な西日が視界をホワイトアウトさせたけど、
「南無妙法蓮華経」のステディな唱和に
身も心も充たされていく心地がした。
これは「祈り」だ。
「脱」でも「反」でも「推」でもない
そんな対抗律では語ることの出来ない「祈り」の領界。
このパレードに遭遇した
市井の人々の心まで沁み入るような
読経の響き。
すべてを受け入れ、引き受ける気概。
この唱和は、今のボクの心境に寄り添い、共鳴した。
今、何を為すべきか。
そう、ニッポンの未来を引き受けること。
この唱和が未来にまで届くことを願って。
3時間のトランスで、ボクは大きなうねりを内に得た。