【TAIWAN】国立中正紀念堂


台湾の歴史や立ち位置は
えらく複雑である。

沖縄が一時、独立思想を持っていた時期があったが、

ここ台湾は「中華民国」として
半ば独立している。
(今年で民国設立97年。)

この国立中正紀念堂
蒋介石の死を悼んで設立された巨大なメモリアル施設だ。

「中正」は蒋介石の本名、「介石」は字(あざな)とのこと。

蒋介石は中国本土で国民党と共産党の内戦に破れ、
「中華民国」の遷都というカタチで台湾を統治した。

だから民主進歩党が政権を執った2000年以降、
「国立中正紀念堂」は「台湾民主紀念館」と名称変更していたらしい。
同じ理由で「中正国際空港」は「台湾桃園国際空港」となった。

しかし、今でこそ漢民族が全体の98%を占める民国だが、
この島には、もともと原住民がいる。

島の東部には、14もの民族が今も暮らしているのだ。

歌や踊りで有名な和声を持つ民族アミ族や、
首狩りの勇猛な民族タイヤル族など、
環太平洋地帯の原住民の源ともいわれる民族が
独自の文化で発展を遂げていた。

そう考えると、
この儀杖隊の交代儀式も
なんだかしらじらしく思えてくる。

…沖縄の境遇と近いものを感じてしまう。