
20人ばかりのスカイブルーな市長たちをあざけ笑うかのように、
街路樹によじ登って少年は、ケータイをジョガーへ向けていた。
すばらしい見晴らしのベスポジじゃないか。
眼下に流れる人の群れを、高みから見物するのはどんな気分かい?
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12月8日がジョンレノンの命日だって、
忘れてたわけじゃない。
オノ・ヨーコがすでに75歳だってこと、
ジョンがマーク・チャップマンに射殺されてから
28年もの時間が流れていて、マークはいまだ服役中だってこと。
最近ポールの半生を本で読んだりして、
実はジョンもポールなしでは存在できなかった…なんてこと、
ビートルズ楽曲で親しまれてるそのほとんどは、
ポールの才が勝っていた…なんてこと。
そんなこんなも含めて、ジョンとポールの邂逅が
世の中の音楽をこんなにも饒かにしたんだってこと。
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会社のロッカーを整理していたら、
マガジンハウスの「鳩よ!」がたくさん出てきた。
ライト感覚な文芸マガジンとして定期購読していた。
2000年の話だ。A5サイズで194ページ。
松尾スズキや角田光代は、この雑誌で知った。
2001年3月号はビートルズの歌詞について特集していた。
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