
3月8日
どんよりくもり。
城壁に囲まれたROTHENBURG
「世界の終わり」を後に、
隣町のNURNBERGへ。
駅までの道すがら、
共同墓地を発見。
興味津々に分け入る。
そこは死者たちが祀られた
もうひとつの「世界の終わり」。
等身大のスペースが、
等分に横たわり、
静かに祈りを捧げている。
1928年、1956年、1984年、1999年、2007年…。
それぞれの墓石には
召された時間が刻まれていた。
堆積する「時間」。
「記憶」が留まり、
「時間」が永遠に留まっている
「世界の終わり」からあとの世界。
それぞれの、横たわる「記憶」を感じながら、墓石をひとつずつ眺める。
なぜだろう…心が安らいだ。
やはり死者から眺める時間の流れが、心地良いのだ。
14世紀、15世紀…という100年単位の時の流れが、
心に余裕を与えてくれるのだ…と思う。
ずっと、ここに留まっていたい…そんな衝動に囚われた。