
人込みの中に、ポツネンと坐っている男性。
人が多いと返って気になる。
勝手な想像を膨らませれば、
孤独を抱かえ、時間を弄んでいるところか。
●
佐世保の乱射事件には参った。
あれが、孤独のなせる犯罪だとしたら、
なんとも哀れ。
「冥土に道連れ」
そんなワガママが殺人の理由だとすれば、
やりきれない。
孤独を抱えきれなくなったから、
自分の人生におサラバした…。
ひとりではおサラバしたくないから、
ふたりを道連れにした…。
巻き込まれたふたりの家族は
どこに救いを求めればいいのだろう。