
【急に具合が悪くなる】豊劇初日。資本主義は「今ココ」のみで成立している自己破壊的な仕組みで、“タイパ”“コスパ”を助長し「人と人のあいだ」で成り立つ人間の営みを加速度的に分断している…という現実を、ふたりのMARIの邂逅の偶然性を丁寧に描き込むことで、今この世界で本来必要なことは、境界を際立たせることではなく、壁を取り境界をなくし、相手を取り込んでいくプロセスなのだ…というメッセージを伝えていた。最後の庭での演劇シーンが象徴的。観客と演者相まみえての足裏マッサージ。ごにょごにょと混じり合うことの優しさに溢れた場面。来月16日


